お礼状(サンクスカード)を書くときの文字の色、使わない方が良い色はある?

こんにちは、毎月季節のメッセージカードを配布している、イラストデザイナーゆうです。

最近は、手紙がメールに変わり友達に手紙を書くことは少なくなりましたが、自分の商品を買ってくれたお客様には今でも手書きでサンクスカードを書いて商品と一緒に送るようにしています!

相手に感謝の気持ちを伝えるとき、お礼の手紙を書く際にどんな色を使った方が良いのか、使うと失礼になる色はあるのか?気になったので今回は文字の色について調べてみました。

お礼の手紙を書く際に使わない方が良い色

こちらは言われなくても使う方はいないと思いますが、「赤」は使わない方が良いです。特に宛名を赤で書くことはマナー違反ともいえます。その理由には諸説あるようですが、「絶縁・絶交」を意味すると言われているため使うのは避けた方がよさそうです。

緑色

緑は自然の色、癒しの色としてのイメージがあり、使ってもよさそうではありますが、緑も目上の人やお客様などに送る手紙には向いていないと言われています。それは「決別」を意味する色として認識されているからです。

なぜ「決別」を意味するのか、それは中世ヨーロッパにおいて、緑色のインクで果たし状を書いていたことが由来しています。そのことが日本に伝わり、緑は別れを告げる色という解釈に発展したそうです。

手紙を受け取る側は緑色のインクにそういう意味合いがあると知らない方も多いと思いますが、自分が知ってしまった以上、お客様との決別は絶対に嫌なので、手紙を書く側としては使うのを控えたくなりますね。

手紙を書く際に一番適している色は「黒」もしくは青系の色です

手紙を書く際、一番適している色は「黒」です。日本は元々墨文化ですので、黒は絶対的な安心感があります。黒という色に、敬意を感じる人も多くいらっしゃるようです。

また、青系の色も推奨されています。実際に、履歴書や契約書など公的文書は黒か青色で記入、という色の指定がある場合が多いです。

青系の色は、明るいものではなく、紺に近い色や深い青など、落ち着いた青色を選びましょう。

まとめ

今回はお礼の手紙(サンクスメッセージカード)を書く際の文字の色について調べてまとめてみました。お客様宛ということは目上の方になりますので、迷ったときは黒か青で書くようにしましょう。

しかし人によっても受け取り方はさまざまですので、一番大切なのは、手紙をもらった側が読みやすい色かどうか、不快感を与えないかどうかだと思います。逆に自分が手紙をもらったときに、文字の色に着目して自分がどう感じるか、意識しながら読んでみるもの面白そうですね。

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